秋の野菜は、糖質や脂質が多く含まれていて、寒い冬に備えるためのエネルギー源となります。 秋野菜ではイモ類が代表的な野菜です。 その中でもじゃがいもはビタミンCが豊富で、このビタミンCは主成分であるデンプンに守られるので加熱による損失が少なく、効率よく摂取することができます。 ごぼうは、食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれます。特にごぼうに含まれているリグニンという食物繊維は、体内の有害物質を吸着するので大腸ガンや、様々な生活習慣病の予防に役立ちます。 | |
じゃがいもの芽や青くなった部分はソラニンという有害物質が含まれています。加熱してもなくならないので必ず取り除いてから調理をするようにしましょう。 ごぼうは切り口が多いほど食物繊維リグニンの効果が高くなるので、ささがきにして調理するのがオススメです。 |
じゃがいも
適当な大きさに切り、たっぷりの水でにごりがなくなるまで洗う。
そのたと、水に5~10分間ひたすと、変色と煮くずれの防止に効果的です。
しいたけ
しいたけは、水で洗うと、うま味成分が流れて、味や風味が落ちてしまいます。どうしても汚れが気になるときは、ふきんかキッチンペーパーでふき取るようにすると良いです。
食べやすい大きさに切って密閉容器に入れる、約1ヶ月冷凍保存することができます。
しょうが
皮をむくときは、少量の水をつけ、スプーンでこそげ落とすようにします。皮のすぐ下の部分に多く含まれている香りの成分を残したまま、薄くむくことができますよ。
しょうがは低温に弱いので、保存する場合は冷蔵庫には入れずに、新聞紙に包んで冷暗所に保存します。しょうがジャムにすると、冷蔵庫で約1ヶ月保存できます。お湯に溶かせばしょうが湯に…。体の芯から温めてくれます。
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